横浜美術館でやっている
奈良美智「君や僕にちょっと似ている」を観に行ってきました。
一目見ると忘れがたい印象を残す子供や動物が特徴的。
奈良美智は知らなくても作品を目にしたことは多いと思う。
多彩な表情を描き、そこには相反する営みが共存する人間の奥深さが表れ、
見る者の想像力をかきたてる魅力を秘めています。
タイトル「君や 僕に ちょっと似ている」は、作家と作品の関係、
さらに観客と作品の関係性を示しています。
様々なレベルにおいて絶え間ない変化を続ける世の中で、人々の共感を呼び、
長く残り、語り継がれるもの。
それは「君」や「僕」に「ちょっと似ている」、普遍性を持つ存在です。
これまで作家の分身として送り出されてきた作品は、より自立した存在として
向かい合い、永続性のある共感関係を結んでいってほしいという意味だそうです。
本展は、作家にとって初の挑戦となる大型のブロンズ彫刻をはじめ、
絵画やドローイングなどの新作により構成されます。
なかなか楽しめると思いますので興味のある方はぜひ
9月23日までやってます
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