著 伊坂幸太郎の「砂漠」を読みました。
伊坂幸太郎はうちのスタッフのウエッキーにすすめられました。
すすめられたのは「死神の精度」でこれがなかなかの切り口で描かれていておもしろい
ということで文庫化されたばかりの「砂漠」を購入しました。
「砂漠」は・・・
大学の新歓に参加した何人かの個性的な学生たち。
彼らの交遊を卒業までの季節ごとの出来事を描く青春群像劇です
たかが学生されど学生。
彼らナリに思い想い考えて生きていく様に共感します
タイトルの「砂漠」とは、「途方にくれる心」や「未知の世界-社会」・「決着をつける場所」など多彩な意味をもちます。
それぞれ各々が持つ「砂漠」。
砂漠のまわりのオアシスで何を想うのか?何ができるのか??
砂漠に雪を降らすことはできるのか???
また、この本中には印象的なフレーズが多い作品でした
『才能ある人ほど虐げられる。逃げるための理屈をこねてはいけない』
『過去を懐かしがるのはかまわないが逃げるようなことは考えるな』
『人間にとっての最大の贅沢は、人間関係における贅沢のことである』
などなど、なるほどなと唸るフレーズ満載です
前向きに生きていける1冊です。
是非是非、購読を。
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